ポメラニアンに長生きしてもらうためのポイント
今は元気なポメラニアンも、いずれは年を取り、お別れの準備をしなければいけなくなります。ポメラニアンの寿命は12~16年といわれていますが、日ごろの健康管理で寿命は変わってきます。ポメラニアンとできるだけ長く一緒に過ごすため、今回はポメラニアンの健康管理について学びましょう。
ポメラニアンの食事
ポメラニアンの寿命は12年~16年ほどといわれていますが、なかには20年以上生きるポメラニアンもいるようです。大事な家族の一員には、少しでも長生きしてほしいですよね。ポメラニアンに長生きしてもらうためにまず気を付けたいのが、食事の質です。
適切な食事量と、ドッグフードに含まれている栄養価をキチンと把握しましょう。安いドッグフードは、大量の添加物や低品質な原材料を使用している傾向があります。
粗悪なドッグフードを食べ続けると、将来病気になる確率が高くなります。
また、室内飼いしていると人間の食事をあげてしまいがちですが、これは厳禁です。ポメラニアンには塩分が多すぎるので、腎臓病や心臓病の原因になってしまいます。
散歩で肥満とストレスを防止
健康維持には、毎日の運動が欠かせません。運動不足は肥満を引き起こし、体調を崩す原因となります。ポメラニアンの運動は、15分程度の散歩を1日2回行えば十分。ポメラニアンの骨は細く怪我をしやすいので、長時間の散歩や激しい運動は避けましょう。
散歩のために外に出ることは、ストレスの発散にもなります。雨の日以外はなるべく散歩をさせてあげてください。
老犬になるとあまり歩きたがらなくなりますが、そんなときも飼い主が抱っこやカートに乗せるなどして、外の空気を吸いにつれて行きましょう。
ポメラニアンの異常の早期発見のために
ポメラニアンは毛量が多いので、体型や皮膚の状態が分かりづらいです。ブラッシングのときなどに毛をよくかき分けて、赤みや発疹がないかチェックしてください。さらに腹部や背中を触り、太りすぎていないか・痩せすぎていないかも確かめましょう。肋骨のゴツゴツした感じが簡単にはっきりと確認できれば痩せすぎ、逆によくわからなければ太りすぎと言われています。
ポメラニアンに限らず、犬は病気などによる体の不調を隠そうとする習性があります。言葉も話せないので、飼い主が異変に気づいたときには既に重症化していることも。
なるべく早くポメラニアンの病気を発見するため、定期的に動物病院で健康診断を受けましょう。
若いころは年1回、7歳以降は年2回を目安に受検してください。
まとめ
若いころから健康に気を使ってあげることで、大事なポメラニアンと一緒に過ごす時間を延ばすことができます。食事の質や運動量に注意し、日ごろからよくポメラニアンの健康状態を確認しましょう。獣医さんにしかわからない異常もあるので、定期的な健康診断も忘れないでくださいね。その他の記事
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