【ペットショップだけじゃない!】ポメラニアンを家族に迎える3つの方法
ポメラニアンを迎え入れる方法として、真っ先に思い浮かぶのがペットショップでの購入ですよね。大半の方はそうされると思いますが、実は他にも方法があります。今回はポメラニアンを迎える方法について、それぞれのポイントを交えながら紹介します。
ポメラニアンを迎える方法(1)ブリーダーから譲り受ける
ブリーダーはポメラニアンの専門家です。体の構造・性格の違い・病気のことなど、ポメラニアンに関するあらゆる事を熟知しています。また、子犬時代は社会性を育む重要な期間なので、この時期をどう過ごさせているかで性格が決まると言っても過言ではありません。
ブリーダーの中にはポメラニアンを自宅で親犬や兄弟たちと一緒に過ごさせている人もいます。そのような環境下で育てられたポメラニアンは社交性があり、生活音や人間の行動に慣れている子が多いので、譲り受けても新しい環境に馴染みやすいようです。
また先天性な病気を避けて交配させているため、健康なポメラニアンが多いので安心できます。
しかし中には、無理矢理出産させたり、狭い空間に閉じ込めたまま育てたりという悪徳ブリーダーも存在します。
購入するときはドッグショーやブリーダーの自宅に足を運び、きちんと管理されているか見極めることが大切です。
ポメラニアンを迎える方法(2)ペットショップで購入する
現在日本において、ポメラニアンの入手経路として最も多い方法です。しかし、動物愛護の観点からみるとあまり好ましいとは言えません。現にアメリカやイギリスなどのペット文化先進国では、愛護センターやブリーダー以外からの購入が法律で禁止されています。なぜ他の国では禁止されているのでしょうか。
理由の一つとして飼育環境が挙げられます。ペットショップは子犬を販売することで利益を挙げています。ショップでは幼いほど売れる確率が高まるため、生後1カ月のポメラニアンが店頭に並べられるのが普通です。通常であれば親犬に温かく育てられる期間なのに、好奇の目に晒されストレスが溜まり、成長が妨げられてしまいます。
また、幼いうちは免疫力が低く、病気に感染しやすい環境とも言えます。個別の部屋に管理されていても、空気感染の対策は取られていないことがほとんどです。
動物愛護法が改正され20時以降の生体販売はできなくなりましたが、それでもペットショップは子犬のポメラニアンにとっていい環境とは言えません。
もちろん、ペットショップの中には、ポメラニアンがいい飼い主と出会えるように努力している店もあります。いいペットショップはきちんと衛生管理がされていて、各スタッフがポメラニアンについて熟知しています。
掃除がしっかりされておらず、排泄物が散乱しているようなショップは、ポメラニアンの扱いも雑なので避けましょう。
ポメラニアンを迎える方法(3)動物保護センターからもらう
各都道府県には動物の保護センターが存在しています。定期的に保護された犬の譲渡会などを開いており、地域によっては飼い主として名乗りを上げた人向けに講習会を行なっているところも。譲った後に飼えなくなることをさけるため、ブリーダーよりも譲渡の条件がかなり厳しいです。
譲渡会で披露されているポメラニアンは健康管理が徹底されており、飼い主候補に対して飼うときのポイントをきちんと説明をしてくれます。ポメラニアンは小型犬の中でも抜け毛が多いなど、デメリットも包み隠さず話してくれるので、実際に迎えてもギャップを感じにくいようです。
ただし、人気のポメラニアンが保護センターに収容されることは珍しく、なかなか出会うことは難しそうです。どうしても保護センターでポメラニアンを見つけたいという場合は、新着情報に必ず目を通し、気長に待ってください。
インターネットで検索すると、さまざまな情報が出てきます。
中には譲渡会やブリーダーに関するデータが掲載されていることもあります。住んでいる地域によって制度や体制が異なるので、気になる方は調べてみてください。
まとめ
今回紹介したポメラニアンを迎える3つの方法。いずれの場合も飼うまでに情報収集を行ってイメージを膨らませることが大切です。理想と現実のすり合わせがしっかりとできていれば、お互いが不幸になることはありません。迎え入れたらポメラニアンは立派な家族の一員なので、最後まで愛情を注いで育ててあげてください。