ふわふわを保とう! ポメラニアンのブラッシング方法について
モフモフして愛くるしいポメラニアン。長毛種ならではの魅力ですが、こまめなブラッシングなしではふわふわの被毛は保てません。ブラッシングをすることで、皮膚病の早期発見もできます。今回はポメラニアンのブラッシング方法について学びましょう。
【ブラッシングの前に】ポメラニアンの被毛について
ポメラニアンの被毛は長毛のダブルコートで、オーバーコートとアンダーコートに分かれています。・オーバーコート・・・表面に生えている硬い被毛のこと。紫外線や刺激から地肌を保護します。
・アンダーコート・・・オーバーコートの中に生えている柔らかい被毛のこと。保温効果があり、季節に合わせて増えたり減ったりします。
ポメラニアンの抜け毛時期はいつから?
ポメラニアンには換毛期という毛が生え換わる時期があります。1年に2回換毛期があり、・3月~4月ころ
・9月~10月ころ
上記が目安です。この時期はどっさり毛が抜けるので、毎日のブラッシングがかかせません。
換毛期はお掃除も大変です。隙間も掃除しやすいようにキャスター付きの家具を選んだり、カーペットなどの抜け毛が除去しづらい布製品は、一時的にでもしまっておいたりするといいでしょう。
ブラシの種類
主に以下の3つのブラシを使います。・スリッカーブラシ・・・アンダーコートの抜け毛の除去におすすめです。一度でたくさんの毛が取れます。一本一本が鋭く硬いので、力加減に注意が必要です。
・ピンブラシ・・・長毛のブラッシングに適していて、体表の抜け毛、ホコリ、フケが除去できます。先端が丸まっているので、皮膚を傷つける心配がありません。
・コーム・・・毛玉の有無を確かめたり、最後に毛並みを整えたりするときに使います。カットの際に毛を立たせるためにも使用されます。
ポメラニアンのブラッシング方法
ポメラニアンの毛は、いきなりブラシを使うのではなく、まずはコームで軽く梳かしてあげましょう。最初からブラシで梳かすと、引っかかった部分などが無理やり引っ張られ、毛が痛んでしまいます。毛をかき分けながら、コームで根元から梳かしていきます。毛玉を見つけたら、無理にそのままコームで引っ張るのではなく、指で丁寧にほぐしてください。
コームで梳かし終えたら、いよいよブラシの出番です。スリッカーブラシやピンブラシを使います。基本的に毛の流れに逆らわないでブラッシングしましょう。あまり嫌がらない背中などから始めるとやりやすいです。
あまり嫌がらない部位・・・背中、体のサイド部分
嫌がることが多い部位・・・顔、耳、足
ブラッシングでポメラニアンの健康を守ろう!
出来れば毎日、最低でも週に3回はブラッシングをしてください。ブラッシングは愛犬の身体の異常をチェックする機会でもあります。毛をかき分けたときに、皮膚の様子もよく観察しましょう。まとめ
ポメラニアンはブラッシングが必須です。いきなりスリッカーブラシやピンブラシを使うのではなく、まずはコームで梳かしながら毛玉をチェックしましょう。ふわふわの被毛と健康の両方を保つため、最低でも週3回、できれば毎日ブラッシングしてくださいね。その他の記事
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